竹富島へのショートトリップを終えて、フェリーで再度石垣島へと戻ってきた。
(竹富島ショートトリップ記事はこちら

いよいよ石垣島滞在も残り半日となっていた。翌日はお土産を買い、関西へ戻る飛行機に午前11時前に登場する予定だったからである。心の中では、もう、少しだけだが、この時点で少なからず寂しさのような感情を抱いていた。それもそのはずだろう。これまでに訪れてきた場所の風景、空気感、空間の温度、そこに住む人たちの温かさなどが、俺の心に少なからずインパクトを与えてきたからだ。これだけの影響力を持つ土地が他にあるだろうか。



石垣島No.1フォトジェニックスポット『川平湾』へ
石垣島へ戻った後は、様々なガイドブックでNo.1とされる人気スポット『川平湾』へと向かった。ここは石垣島の美しさを一点に凝縮したかのような場所であり、最もフォトジェニックなスポットである。今風に言えば『インスタ映え』する場所であり『インスタ蝿』の巣窟でもあるのだ。ただ、石垣島全般に言えることではあるが、観光客はそこまで多くない。つまり、これまでの場所で感じてきたようなリラクゼーション効果も十分に得ることができるのだ。

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そしてそれは、東京の街で心を失い、上司の傀儡へと堕ち切った俺ですらも例外ではなかった。石垣島は平等だ。誰に対しても、愛を以て接してくれる。この愛を、俺は生涯忘れることはないだろう。無償の愛を提供してくれる石垣島の心の広さ、器の大きさに、俺は感動した。俺の頬に、熱い滴が流れ伝っていた。この島との別れを、惜しむかのようだった。

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ラストシュノーケリング『川平タバガー』へ
川平湾を後にし、そこからほど近い『川平タバガー』と呼ばれるビーチへ向かった。ここへ向かう道は険しさの極み。舗装されていない小道、周囲はジャングルのように木々が生い茂っており、勿論対向車が来た暁には絶望する。そんな道をかき分けていくと、そこには美しい海が待っていた。最高に美しい海にもかかわらず、ほとんど人がいない。まさにHeaven。ここは天国だ。

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ここでまた1時間ほどシュノーケリングを楽しんだ。最高の海だった。

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また必ず此の場所へ…
今回の沖縄の旅、石垣島の旅は以上である。本当に最高の旅であった。俺にとってこの地は、もはや故郷と呼んでもいい。いや、呼ばせてほしい。きっとこの地は、そんな俺の想いを受け止めてくれるように思う。沖縄に恋をし、愛してしまった。これまで様々な女性と恋をしてきた。時には、『そうなんだ きっとここから愛なんだ はじめることが愛なんだ 傷つくことを怖れちゃ ダメダメダメ だめだよBABY』なんて思うこともあった。でもそれは俺の思い上がりだった。

恋?愛?

そんなもの沖縄に来ずして理解できるものではなかった。今、俺が沖縄に対して抱いている感情。それこそが『愛なんだ』。

いつか必ず、近いうちに、また此の場所へ戻ってくる。


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俺は自らの魂に誓いを立て、沖縄を後にした。涙は流さなかった。

また会えるのだから。