話題の映画「グレイテスト・ショーマン」を観てきた。実に様々な示唆に富んだ作品だった。

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◆自らビジネスを興さなければ稼ぐことは難しい
ヒュージャックマン演じる主人公のP.T.バーナムは当初、サラリーマンとして働いていたが、会社の業績不振により突如として解雇されることになった。しかし、逆境の中で立ち上がった彼は、困難な状況を見事に克服し、ショービジネスを成功させるのであった。

舞台が米国だというのもあり日本人にとっては少々突拍子もない解雇宣告のように思えた(米国ではごく普通のことだろう)が、このシーンに僕は自分自身を没入させた。今の会社を明日クビになったらどうするか。恐らくは再び、雇われの身として労働に勤しむことになるだろう。バーナムのように、自らビジネスを立ち上げ、豊富なアイデアと枯れることのない情熱で、成功に至るようなことはないだろう、と。

雇われの身である以上、いつ解雇されてもおかしくない。自らの処遇を決めるのは自分ではなく使用者なのである。稼ぎたければ、自分でビジネスを興すしかない。そんなことをこの映画は教えてくれている気がした。





◆ジャーナリズムの腐敗
 バーナムが最初に「バーナム博物館」の運営を始めた時、銀行から融資を受けた。通常、それ相応の担保を差し出す必要があるが、バーナムは「自分が持っている船を担保にする」と言い出した。当然彼は船など所有していなかったのに。これは明白な詐欺ではないだろうか。

 ショーは人気を博したかが、様々な身体的特徴のある人々をいわば「見世物」にする形のショーだったため反対派も少なくなった。バーナムは「ペテン師」と記事で書きたてられることもあった。

 しかし彼をペテン師と呼ぶのなら、その理由は当初の銀行からの融資実行時の詐欺が理由であって然るべきだ。ショーの内容は全くもって詐欺ではない。これは、ジャーナリストが真実を追い求めることを止めてしまい、目の前にある分かりやすい事実をセンセーショナルな言葉で煽り立てているだけに過ぎない。本来であれば、解雇されたばかりの男がなぜ1万ドルもの融資を受けることが出来たのか、という点について疑問に思うべきで、徹底的に調べるべきだった。

犯罪という手段で幸福になることなど絶対できはしない。僕はそう思っている。



◆ザック・エフロンが、またヴァネッサ・ハジェンズ系の女性といい感じの役だったのはなぜか?
 バーナムのビジネスパートナーであるフィリップ役としてザック・エフロンが出演している。ザック演じるフィリップは、ショーの演者であるアンに恋に落ちる。アンを演じているのはゼンデイヤ。

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 この2人の姿を見た時、私の脳裏にはある情景が浮かんだ。それは「トロイ&ガブリエラ」である。

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 ハイスクールミュージカルではザック・エフロンはトロイを演じ、そしてガブリエラを演じたのはヴァネッサ・ハジェンズであった。この2人は実際に2010年まで付き合っていた。そしてこのヴァネッサとゼンデイヤ。どことなく雰囲気が似てはいないでしょうか。途中からハイスクールミュージカルにしか見えなくなった。これは偶然だろうか?あるいは、何かしらの忖度が働いた結果によるものなのだろうか。







以上、グレイテスト・ショーマンを観ての気づきでした。ぜひ皆さんも劇場で観てほしい作品です。



では、また!